防腐剤の無添加化粧品は?入っていなければ安全なの?

化粧品にはその品質を維持するために、防腐剤を配合することがあります。

 

例えばブチルヒドロキシアニソールというBHAは、水には溶けませんが多価アルコールやオイルに溶けます。

 

酸化防止剤として使われて、他の酸化防止剤と組み合わせて配合されることが多いです。

 

敏感肌の人には刺激が強いので、アレルギー反応を引き起こす恐れがあります。

 

石鹸や化粧水を透明にする効果もある防腐剤は、EDTAです。
金属イオンの変色や沈殿といった品質の劣化を予防し、少量でも高い効果があります。
しかしこれも皮膚への刺激が強いので、アレルギーの心配があります。防腐剤は元々、化粧品を開封した時に酸化したり、細菌が侵入して、品質が変わったものを肌に塗ってトラブルを引き起こさないようにするものです。

 

特にアイメイク関連のものが劣化した状態で使用すると、目の粘膜に細菌が付着して結膜炎などの病気になりやすいです。
防腐剤として最も使用されていりパラベンもアレルギーを起こしやすい成分に指定されていますが、実際のパッチテストでパラベンに反応した人は1000人に2人です。

 

防腐剤と言っても品質管理に必要で肌トラブルを引き起こしにくい成分はあるので、無添加というだけで安心するのは危険です。
国は102種類の成分は必ず成分表示に記載するように定めていますが、無添加化粧品には102種類以外の肌に悪影響を与える成分を含むことがあります。

 

口紅やアイシャドウなど色を付ける商品は、タール系の色素を使っていないか確認します。
タール系色素はベンゼンやトルエンといった石油由来の成分で、シックハウス症候群の原因の一つとしてアレルギーだけでなく発がん性もあるとされます。

 

成分表示に赤色と記載され、数字に「号」と続いていればタール系色素だと分かります。
また日焼け止め効果のある商品では、紫外線を肌に吸収されない紫外線吸収剤を配合していることが多いです。

 

パラアミノ安息香酸エステルやオキシベンソンなど、安い日焼け止めに配合されていることが多いです。

 

これらの成分が入っていなくても、無添加なので劣化を防ぐことができません。
通常よりも安全に使用できる期間が短くなります。開封したら冷蔵庫に保存したり、1ヶ月で使い切るように説明されたものもあります。

 

またパラベンなど有名な防腐剤が入っていなければ肌に優しいと勘違いすると、肌トラブルが起こった時にスキンケア商品が間違いだったと気づきにくくなります。